
AutoCAD と Maya が Apple Silicon Mac でネイティブに動作するようになりました

AppleがIntel MacからApple Siliconへの移行を発表してから約3年が経ちました。それ以来、多くの開発者が新しいM1およびM2チップを活用できるようアプリをアップデートしてきましたが、アップデートが必要なアプリはまだ数多くあります。今週、Autodeskは人気のプロフェッショナル向けソフトウェアAutoCADとAutodesk Mayaをアップデートし、Apple Silicon Macでネイティブに動作するようにしました。
AutoCAD と Autodesk Maya for Mac が M1/M2 をサポート
この発表はAutodeskのブログ(Ars Technica経由)で行われました。このアップデートにより、AutoCADとMayaは、より高いパフォーマンスと優れた電力効率を提供するApple Siliconチップを最大限に活用できるようになります。つまり、M1およびM2チップを搭載したMacでは、アプリの動作が高速化されるだけでなく、消費電力も削減されます。これはMacBookユーザーにとって大きなメリットです。
AutoCADをご存じない方のために説明すると、AutoCADは業界で最も人気のある2Dおよび3Dモデリングソフトウェアの1つです。建築家、エンジニア、その他の専門家に広く使用されています。一方、Autodesk Mayaは高度な3Dアニメーションの作成に使用されています。
これまで、IntelアプリケーションをARMアーキテクチャに変換するテクノロジーであるRosettaのおかげで、Apple Silicon MacでAutoCADとMayaの両方を使用することができました。しかし、Rosetta経由で実行されるアプリケーションはネイティブアプリケーションほど高速に動作しないため、ユーザーは不満を抱いていました。そして今、この問題は解決されました。
「AutoCAD for Mac 2024とAutoCAD LT for Mac 2024は、Apple Silicon上でネイティブにAutoCADを実行できるようになり、驚異的なパフォーマンス向上を実現しました」と、AutodeskのAutoCAD製品管理ディレクター、ダニア・エル・ハッサン氏は述べています。「お客様が最新のハードウェアとMシリーズチップを最大限に活用し、よりスピーディーに作業できるようになることを大変嬉しく思います。」
もちろん、Intel Macをご利用のユーザー様も、AutoCADとAutodesk Mayaを引き続きご利用いただけます。Apple Silicon Macをサポートするアップデートは、現在ご利用のお客様には無料でご利用いただけます。AutoCADとMayaの価格は、Autodeskのウェブサイトでご確認いただけます。
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